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今だからヒアルロン酸!!~ほうれい線①

こんにちは。一瀬晃洋です。
本日は、ほうれい線へのヒアルロン酸注入のお話です。
目の下のくぼみや眉間のシワなど、色々な悩みに応えてくれるヒアルロン酸ですが、
中でも私が一番おすすめしている注入部位がほうれい線です。

「ヒアルロン酸?今頃?」
と感じる方は多いと思います。

ですが、「今だからヒアルロン酸!!」なのです。
ヒアルロン酸の効果が増しているのです。

*まずはこちらの写真をご覧下さい。
ヒアルロン酸注入前ほうれい線
「ほうれい線のシワを消したい」とご相談に来られた男性の患者さんです。
手術は考えておられないとのことでしたので、ヒアルロン酸注入の良い適応となります。
口の横にくっきりと刻まれたほうれい線に、ヒアルロン酸を両側で合わせて0.8ml注入しました。

注入直後がこちらです。
ヒアルロン酸注入後ほうれい線



ヒアルロン酸の実力がお分かりいただけますか?

注入直後なので、注入の際にできた針穴がうっすらと赤く見えるかも知れませんが、
これは数時間から数日で目立たなくなります。もし若干の、赤み、腫れや内出血が出たとしても、
マスクで隠れる場所ですのでお仕事を休むことなく受けていただけます。
ダウンタイムを少なくするための術後処置のご指導も行います。

*ほうれい線にはジュビダーム® ビスタ ウルトラという1種類のヒアルロン酸を8年間使い続けています。
ジュビダームウルトラ
ジュビダーム® ビスタは2014年に、国内で初めて厚生労働省が製造販売承認した美容医療用ヒアルロン酸注入材です。
シワに対する効果が高いのに加えて、この8年で明かなアレルギーなどの発症は1例も認めていないために非常に安全性が高い製剤だと評価しています。
現在でも日本で承認されている注入材はほんのわずかなのです。
使用するヒアルロン酸によっては、注入後数ヶ月もアレルギー様症状やしこりによって悩まされる患者さんがおられます。

*なぜ8年同じ製剤を使い続けているのに関わらず効果が上がっているのでしょう?
持続性も上がり、内出血などの術後のダウンタイムも少なくなってきました。
その理由は、ヒアルロン酸の注入方法の改良にあります。
同じ製剤でも、その使い方で効果が全く異なるのです。

<ヒアルロン酸注入の行程>
1.注入計画・部位
2.製剤
3.麻酔法
4.注射針
5.注入手技
6.注入後の処置

製剤以外の全ての行程が、数年前と比べて改良が重ねられ最適化されてきています。
最近ヒアルロン酸治療を強くお勧めするのは、他の治療と比較しても患者さんのメリットが大きいと感じるようになったからです。

*ヒアルロン酸注入の痛みについて心配される患者さんは多いです。
ほうれい線はブロック麻酔(歯の麻酔の様な麻酔です)がとても良く効きます。ほうれい線に関しては無痛に近いという感想の患者さんが多いです。
他の部位もブロック麻酔や貼り付け麻酔を組み合わせてなるべく痛くない治療ができるようになってきました。


今、ヒアルロン酸注入はとても魅力的なアンチエイジング治療になっております。
「仕事優先で気軽にできる」ことも重要で、最近はこの点もさらに改善してきております。コンビニ感覚とまでは未だ達していませんが・・・。

次回は、ヒアルロン酸の効果の持続期間についてお話しします。







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